綺麗な男の子は好きですか
January 12, 2019

女性にとって、海外で自分に合った化粧品を調達するのはけっこう大変である。
いちいち日本から取り寄せる訳にもいかないし、現地で使えるものを探すしかない。
結果、白粉(おしろい)だけは浮気せず今だに日本から持ってきているが、後は全部トルコで購入している。
トルコの名産品であるオリーブオイルやローズオイル配合等々、今までトルコで色んな基礎化粧品を試して来て、この頃はスーパーで売っている保湿クリームに落ち着いている。
朝晩の洗顔後、コレだけ。
クレンジングには最近オリーブオイルを使っていたが(オリーブオイルを手に取って顔に馴染ませてから、ティッシュで拭き取る)、普段はお高めで手が出しにくいブランドのクレンジングが割引になったと聞いて、大急ぎでお店へ出掛けた。
「いらっしゃいませぇ♡」
背が高くて色の白い男の店員が、出迎えてくれた。
「何をお探しでしょうかぁ♡
お手伝いしますよぉ♡」
ハートがいっぱい飛ぶ、この浮き立った語尾の上がりようは…
漆黒の美しい瞳を潤ませて、両手をヒラヒラさせながらセールストークしてくる彼は…、中身は彼女に違いない💋
クレンジングの他にBBクリームとCCクリームも値下がりしていたので、試してみることに。
「お客様ぁ、眉毛の上ならメイクも薄そうですし、そこに試し塗りしてみますねン♡」
眉毛の上❓
…まぁええけど。
至近距離で向かい合って立って(普通、客が鏡の前に座って、横から美容部員がメイクするよな❓なぜ立ったまま❓)、歳若い彼(女)に顔を触られる。
周りから見ると奇妙な二人だ。
スラッとした美しい男の子が、彼より30センチはちっこい東洋のオバハンと向かい合って立って、何やら顔の触りっこ(いやいや私は触ってない❗️)しているからだ。
恥ずかしくて目を閉じていたが、我慢できなくて思わず開けたら、チュー出来るような距離で彼(女)が目をウルウルさせて、私の眉毛の上に下地クリームをとんとん馴染ませていた。
間近でみた彼(女)は、お肌が陶器のように滑らかで美しかった。
女の私よりよっぽど、彼は女子度が高かった。
男(外見は)の美容部員見て落ち込んだ…。
「ほぉら、思ったよりこの色味、お客様のお肌に馴染みましたッ♡」
買います…
BBもCCも…
「お客様ぁ、クレンジングもご入用でしたよねぇ♡♡」
クレンジングも買います…
「ありがとうございましたぁ♡♡♡
お客様ぁ、フェイシャルケアも賜りますので、お時間ある時にでも、またお寄りくださいませぇッ♡♡♡♡♡」
どんだけチョロい客だろう私は。
狐につままれたごとく、大散財の巻💸
(冬、晩御飯に迷ったら。
白菜さえ手に入れば、我が家は迷わず鍋だ。
大根の代わりにカブを入れ、圧力鍋でホロホロに煮込んでおいた牛肉とネギを入れて頂く。
〆には、残り汁に冷やご飯と卵を入れて雑炊を作る。
体は温まるし、野菜は大量に摂取出来るし、何より後片付けが楽❗️↓↓↓↓↓)


